事故後5年以上が経過した時点から後遺障害の申請を開始し、2000万円以上の賠償金を獲得した事例

後遺障害等級
7級
傷病名
顔面多発裂創、頚部多発性裂創など
最終獲得額
2175万円
保険会社提示額
交渉前
被害者 10代 学生 男性
部位 顔、首
傷病名 顔面多発裂創、頚部多発性裂創など
後遺障害等級 7級
最終獲得金額 2175万円
 
項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級  – 7級
入通院慰謝料 0 35 35
休業損害 0 900 900
逸失利益 0 1240 1240
後遺障害慰謝料
その他
合計 0 2175 2175
単位:万円

事故・怪我の状況

ご依頼者様が自転車に乗車中、交差点で乗用車と衝突し、車両のフロントガラスに顔面から突っ込んでしまったという大変大きな事故でした。 そのため、お顔を中心に大変重いお怪我を負ってしまい、お顔や首にはっきりとした傷痕が残っていらっしゃる状態でした。

解決までの流れ

本件事故は、ご依頼者様が低年齢の時期に発生したもので、ご相談時には事故から相当の長期間が経過していました。 ご依頼者様が未成年であるため、親御さんが相手方保険会社との連絡や折衝にあたっていらしたのですが、相手方保険会社の言い分に納得できない部分が多々ありつつも、どのように対処したらよいのかが分からず、長期間にわたって特に進展のないまま事件が滞留してしまっていた状況でした。 ご依頼者様の側に個人賠償責任保険へのご加入がなく、弁護士費用特約が付帯された保険へのご加入もない環境であったことが、事件を長期間滞留させる原因の一つになっていたことは間違いないと思います。 このような状況でご相談を受けた弁護士としては、賠償金を最大化するための方策として、まず何よりも「後遺障害等級」の獲得を第一に考えました。この点、医師の見立てでは、さらに長期間治療を継続すればお顔や首の傷痕が消えてゆく可能性もあることが示唆されていたのですが、弁護士からご依頼者様へ後遺障害等級獲得の重要性をご説明し、あえて傷痕が残っている状態での症状固定・被害者請求を選択したのです。 この作戦は大いに効を奏し、想定通りの後遺障害等級を獲得すると共に、非常に大きな金額の保険金・賠償金を受け取っていただくことができました。 本件は、「後遺障害認定の基準や仕組みに精通していること」と共に、「それらの知識・経験を活かし、手続方針や時期について適切な選択ができること」の重要性を改めて認識した事件といえます。これらの専門的知見を一般の方が理解し活用することには高いハードルがあるかと思いますので、是非とも一度は弁護士へのご相談をご検討いただきたいと思います。

その他の解決事例

非該当の賠償金が,交渉により約63万円増額した事案

後遺障害等級
該当せず
傷病名
頚椎捻挫、腰椎捻挫
最終獲得額
119万円
保険会社提示額
49万円
最終獲得額
4020万円
保険会社提示額
2220万円

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後遺障害等級
3級
傷病名
外傷性くも膜下出血,側頭骨骨折,高次脳機能障害
最終獲得額
3020万円
保険会社提示額
-万円

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