医師と面談するなど後遺障害申請のサポートを行い,高次脳機能障害が認定され,約5200万円を獲得した事案

後遺障害等級
別表第1第2級
傷病名
高次脳機能障害
最終獲得額
5200万円
保険会社提示額
交渉前

ご相談内容

被害者 80代女性 単身 無職
部位 頭部
傷病名 高次脳機能障害
後遺障害等級 別表第1第2級
獲得金額 5200万円
被害者が歩行していたところ自動車に衝突された事故でした。頭部外傷により,高次脳機能障害が発症していました。ご相談時は,被害者は施設に入所されており,今後の進め方などについてご相談がありました。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級 別表第1第2級
入通院慰謝料 190 190
後遺障害慰謝料 2910 2910
将来介護費 2100 2100
合計 0 5200 5200
単位:万円
ご依頼後,診断書等の資料を取寄せ検討を行ったうえで,主治医と面談をし症状固定時期を決めました。また,被害者と家族から聞き取りを行い後遺障害申請に必要な書類の作成サポートを行いました。高次脳機能障害では,ご家族が作成する日常生活状況報告が重要となってきます。ご家族から状況を伺ったうえで,記憶・記銘力障害や計画行動が不能であること,運動機能に問題があること,介助が必要であることなど,十分な内容の日常生活状況報告を作成するよう心掛けました。被害者の状況の分かる資料の作成も行いました。 高次脳機能障害の後遺障害申請においては,「神経系統の障害に関する医学的意見」や「頭部外傷後の意識障害についての所見」という書類も作成されますが,これらの内容の確認も行い後遺障害申請を行いました。

解決内容

後遺障害等級は,別表第1第2級が認定されました。後遺障害等級認定後も,相手方保険会社と金額の交渉を繰り返し行いました。結果としては,5200万円での示談となりました。

所感(担当弁護士より)

まず最初に心掛けたのは,被害者の状況を正確に後遺障害診断書等に反映させることでした。高次脳機能障害は,他の後遺障害に比べると準備すべき書類が多く,ご家族が作成する書類もあるため,我々弁護士のサポートが,他の場合よりも要求されると考えています。本件も,ご家族にご協力いただき,被害者の状況を説明する資料を丁寧に作成することができました。 認定後の交渉では,争いになり易い将来介護費についても高い金額で示談となりました。被害者の状況についての丁寧な説明が影響したと考えています。 高次脳機能障害は,場合によっては,見逃されてしまう危険のある後遺障害です。そのため,当事務所は,被害者に頭部外傷がある場合には,高次脳機能障害の有無を確認するように心掛けています。

その他の解決事例

治療中からご相談を受けたことにより高次脳機能障害を発見し、約5900万円の賠償金を獲得できたケース

後遺障害等級
併合1級
傷病名
高次脳機能障害、外貌醜状(頭部)
最終獲得額
5900万円
保険会社提示額
交渉前

腰椎圧迫骨折で11級が認定され,2760万円を獲得した事案

後遺障害等級
11級
傷病名
腰椎圧迫骨折
最終獲得額
2760万円
保険会社提示額
交渉前

後遺障害申請をサポートし,頚部・腰部について14級の認定を受け,283万円で示談した事案

後遺障害等級
14級
傷病名
外傷性頚部症候群,外傷性腰部症候群
最終獲得額
283万円
保険会社提示額
-万円

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