事故直後からのサポートにより後遺障害等級12級が認定され、賠償金額も大きく増額できた事例

後遺障害等級
12級
傷病名
左鎖骨骨幹部骨折、左前十字靭帯損傷
最終獲得額
970万円
保険会社提示額
695万円
被害者 20代 女性 会社員
部位 肩、膝
傷病名 左鎖骨骨幹部骨折、左前十字靭帯損傷
後遺障害等級 12級
最終獲得金額 970万円
項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級 12級
入通院慰謝料 50 135 85
休業損害 34 34 0
逸失利益 511 511 0
後遺障害慰謝料 100 290 190
合計 695 970 275
単位:万円

事故・怪我の状況

ご依頼者様が交通量の多い幹線道路沿いでタクシーを止めようとしたところ、走行中のトラックと接触してしまったという事故でした。身体と車両が直接接触しているためダメージが大きく、ご相談をいただいた時点ではまだ治療・回復の見通しが分かっていないような状態でした。

解決までの流れ

このご依頼者様からは、治療の初期の段階でご相談をいただきました。

ご相談の際、「膝が大変痛く、松葉杖を使っている」というお話があったのですが、更に細かくご事情を伺うと、当初のレントゲン撮影以外に特段の画像検査を行っていらっしゃらないとのことでした。

そこで、早急にMRI検査をなさることをお勧めしたところ、前十字靭帯の損傷(断裂)が発見され、その再建術などの治療を受けていただくことができました。こういった経緯などは、後遺障害の内容を把握しており、それに関連した医学的知見にも親しみのある弁護士へのご相談の有用性をよく表したものかと思います。

さらに、このご依頼者様については、ご相談の段階で鎖骨の変形障害の存在が明らかであったため、当初から将来の後遺障害申請を見据えたフォローを継続しました。

なお、この方は弁護士費用特約をご利用になれなかったので、ご本人の利益を最大化するために、ご相談やフォローの方法、弁護士費用の内容などについても工夫をしながら進行しました。

こうして、事故後早い段階からご相談をいただいたことにより、将来の後遺障害等級認定を予測でき、さらには解決内容の目標までをお打合せしながらバックアップをすることができました。

このように、弁護士費用特約をご利用になれない方でも、早期にご相談をいただくことで大きな利益を獲得できるケースが多くあります。交通事故被害に遭われた際には、是非弁護士へのご相談を検討していただきたいと思います。

その他の解決事例

ビデオや陳述書を利用した異議申立てにより、後遺障害等級10級を獲得した事例

後遺障害等級
10級
傷病名
上下顎骨粉砕骨折、歯牙損傷
最終獲得額
774万円
保険会社提示額
交渉前
最終獲得額
2175万円
保険会社提示額
交渉前
最終獲得額
533万円
保険会社提示額
237万円

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